英文法
日本人は、英文法が得意?
日本人は英語ができない!
韓国人や中国人が、1,2年しか勉強していなくても、
あっという間に英語を身につけてしまっているのに対して、中学〜大学まで10年勉強しても、まともに英語で会話ができない日本人はたくさんいる・・・
そんな惨憺たる現状に・・・「日本の語学教育に問題がある」と声高に叫ばれるのを聞いたことがあるかも知れませんね。
・読み書き中心!
・
暗記にたよった英語教育!
・
しゃべれない英語教育!
そして、・・・役に立たない文法知識ばかり勉強して!
たしかに、学校教育の英文法は、英語を聞いたり、話したりすることを考えれば少々行きすぎかも知れません。細かすぎるところがあるのも事実!
でも・・・
それは決して英文法なんて必要ない!ということではないんですね。
英文法は、語彙力・リスニング力と並んで、3本柱の1つです。基本なんです。
そう、英文法は、読み・書きに必要なのはもちろん、リスニング(聞き取り)のためにも、英会話のためにも、絶対に必要なものです。
リスニングや英会話でも、英文法!?
市販の英語教材で、「ただ聞き流すだけで!!・・・」というフレーズを使っているモノがいくつかありますが、勘違いしないでくださいね。
本当に聞き流すだけ、ただそれだけでは、絶対に英語を自在に聞いたり、話したりすることはできません。
誇大広告?・・・いえいえ、そうではないです。英語のリスニングのための(耳の)訓練するための教材ならば、ただ聞き流すだけ!というのもアリでしょう。
ですが、残念ながら、聞き取れるだけでは、理解することも、そして自分が同じように話すことはできない。
日本語でも、同じですよね。例えば・・・
幼稚園がNHKのニュースを聞いていても、「聞き取れ」てはいても、その内容を「理解」できているとは限らないですよね?
幼稚園児は、お母さんに向かって、NHKのアナウンサーと同じような言葉遣いで、内容を伝えたりしませんよね?
英会話をピックアップするとき「耳」にばかり目を向けてしまいますが、英文法を無視して通ることはできないんです。
また…あんなに細かい文法の勉強をしなくちゃ??
英文法が大好き♪ という人は、少ないと思います。
せっかく、楽しく英会話を勉強しようと思ったのに、また、あのつまらない文法を勉強しなくちゃいけないの??
だいじょうぶです!英会話のためなら、学校の試験問題を解くための、受験問題を解くための、こまか〜い英文法は必要ありません。
まずは、英語を読み・書きするための、そして聞き・話すための基本的な英文法さえ、抑えておけばOKです。
ですので、問題を解くために覚えるのではなくて・・・
話すときにどう活かせるのか? 読むときにどう活かせるのか?
という意識を持って英文法に取り組めばよいと思います。
これからは、
問題が解けても意味はないんです!でも逆に言えば、 問題が解けなくても、自分が”使える”知識として学んでいけなければならないということです。
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